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石垣島

石垣島の旧盆 アンガマ

石垣島の旧盆 アンガマ
 町の居酒屋にやってきたアンガマ。(鷲ぬ鳥節を踊っている)

石垣島の旧盆です。今年は9月1日がウンケー(迎え日)、
3日がウークイ(送る日)。どちらも夜勤の私は、ほとんど
寝ておりません。昼は施設慰問のアンガマ、夜は居酒屋…と
アンガマ見物のハシゴをしました。石垣では見たことないし。

続きがあります。
石垣島の旧盆 アンガマ
 ウートートゥ! アートートゥ!(ナンマイダーナンマイダー)

アンガマとは、ソーロン(お盆のこと。黒島ではソーラと言う)に
帰ってくるご先祖の霊をもてなすために、地域の青年会が中心になり
独特の扮装と裏声で、楽しい掛け合いや踊りを披露する風習です。

石垣島の旧盆 アンガマ 施設慰問はとても喜ばれます。

黒島にもアンガマはあります。踊りが大好きなおばぁたちは
喜んで庭先に出て来ます。石垣とは微妙に違う黒島のアンガマは
こちらの過去記事と写真をご覧ください→ヨンナパリ「黒島のアンガマ」

石垣島の旧盆 アンガマ
 手前で鼻からストローを入れてお茶を飲んでいるのがウシュマイ。

ウシュマイ(爺)とンミー(婆)の掛け合い、見物人の質問やトンチに
答える姿も、見ていて面白いですよ。方言が分かると、なお面白いかも。

石垣島の旧盆 アンガマ
 ウシュマイが何でも答えてみせよう!

質問者は、タオルで顔を隠したり物陰から手だけ出してみたり。
居酒屋では、「観光で来ているのだが財布を落として帰れない。
ウシュマイとンミーに相談すれば、何とかしてくれると聞いた。」
という質問が。つまり、お金を貸してくれないか、と。

石垣島の旧盆 アンガマ 物陰から手だけ出して質問!

ウシュマイはすかさず、「ウチカビ(紙銭。あの世で使うお金)なら
たくさん持っているんだけどなぁ~」と答えて、笑いを誘っていた。

石垣島の旧盆 アンガマ
 正体を見せないファーマー(花子)と呼ばれる踊り手たち。
 あの世からの使者、ウシュマイ、ンミーの子孫という設定。

今年も黒島のアンガマを見に行くことはできなかったけど、
来年は、また黒島でも写真を撮りたいです。休めればね…。

石垣島の旧盆 アンガマ
 たっぷり一時間近く、楽しませてもらいました。

ウークイの翌日は、イタシキバラという行事があります。
黒島でも、ウークイの翌日に仲本で獅子舞が出ますが、
明日は友人がいる白保地区(石垣島)へ行く予定です。

開け放した家の戸の隙間から、飾り付けられた仏壇が見える。
燈篭が回っていて、ウージ(サトウキビ)も立てかけてあるし。

八重山のお盆、いいですよ。賑やかで楽しいアンガマを見たい方、
旧盆の時期に観光に来てみるのもいいかも。休業する店も多いけど
コンビニや大きなスーパー、ホテルなんかは普通に営業してます。





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