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石垣島

イタシキバラ(白保の獅子舞)

イタシキバラ(白保の獅子舞)
 
旧暦7月16日。旧盆三日目のウークイ(送り日)の翌日、
石垣島、黒島など八重山の各地で行われるイタシキバラ。

邪気を払い、住人の無病息災を願って昔から行われている
伝統ある獅子舞の様子です。(石垣市白保地区にて撮影)

続きがあります。
イタシキバラ(白保の獅子舞)
村の旧家、メーレー家の庭先。旧盆行事の締めくくりとして
最後に獅子が舞う場所。白保の獅子舞は約300年の歴史があるという。

イタシキバラ(白保の獅子舞) 獅子使い
獅子使いが持っている赤いフサフサは、獅子の好物らしい。

イタシキバラ(白保の獅子舞)
獅子使いにおびき寄せられ、最初の獅子が登場する。

イタシキバラ(白保の獅子舞)
手前が雄、後ろが雌の獅子。雄の眉間には白い三本線がある。

イタシキバラ(白保の獅子舞)

獅子に噛まれると無病息災が確約されるということで、
子供たちは人差し指をクルクルさせながら「レールレ、レールレ」と
掛け声をかけて獅子を呼ぶ。大きな男の子たちは余裕の笑顔だ。

イタシキバラ(白保の獅子舞)
大きな男の子が雄獅子に捕まり、引きずり出された。
もう小さい頃から何度も噛まれて、慣れているのかも。
たくましく元気な男の子が多いのは、獅子のおかげ?!

イタシキバラ(白保の獅子舞)
赤ちゃんはワケも分からないまま、獅子使いの手に…

赤ちゃんはゆっくりと獅子に飲み込まれる。たいていの子は
号泣だ。トラウマになりそうだが、大きい男の子たちを見ると
そんな心配は無さそう。小さい赤ちゃんが次々と飲まれてゆく。

イタシキバラ(白保の獅子舞)

イタシキバラ(白保の獅子舞)
大人たちは獅子をあやしたり、派手な動きを誘う。

イタシキバラ(白保の獅子舞)
「中の人」たちの鬼気迫る演舞に魅了される。

イタシキバラ(白保の獅子舞)
最後の獅子が舞い終わり、庭に散らばり落ちた獅子の毛を
一斉に拾い集める人々。私も何本か拾った。お守りになるそうです。

【石垣島、白保のイタシキバラ】

旧暦7月16日の夜に行われる。小学校グランドで盆踊りや
アンガマ踊り、獅子舞などが披露された後、旧家メーレー家
(宮良家)の庭で最後の獅子舞がある。庭だけでなく、家の
周りを見物人がびっしり取り囲むので、場所はすぐに分かる。

知り合いが中にいると、庭にもお邪魔しやすいかもしれない。
人の御宅なので、観光や撮影なら、飲食は事前に済ませて来る
ほうがいい。獅子が出入りする場所は塞がないようにしましょう。




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