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乳がん治療記録

TS1 抗がん剤服用中 インフルエンザに感染する


◆この記事の要約◆(具合が悪い方はここだけ読んでください)
抗がん剤を服用している40歳の女(二児の母)がインフルエンザに感染。
インフルエンザの治療を優先し、抗がん剤の服用を中断すると決めた。

◆本文はここからです◆

一ヶ月以上更新せず、ご無沙汰しております。
2016年、暖冬で比較的穏やかな暖かい毎日でしたが、
1月後半からの寒波襲来で、本格的な真冬の寒さと雪!
久しぶりに、こちらでもまとまった量の積雪がありました。

TS1 抗がん剤服用中 インフルエンザに感染する 雪の中を歩く子供たち。

この寒さで病気が流行らないわけがなく、子供たちの保育園では
おたふく風邪、ウイルス性の胃腸炎にインフルエンザ…と、冬季に
流行る感染症が蔓延し、お休みする子が続出。うちの子供たちも
無事というわけにはいかず、特に坊は高熱と、痰の絡んだ咳から
インフルエンザを疑って検査に行きましたが、結果はネガティブ(陰性)。

インフルじゃなくてよかったね、などと言っていた日の夜、私の身に
あの恐ろしいウイルスがジワジワと攻撃をしかけていたのでした…。
ゾクゾクとくる寒気、悪寒というやつです。体中の筋肉が痛み、
関節が痛い。そして吐き気。なんとも嫌な気持ち悪さ。頭痛。
喉の痛み。あれ?なんだろう、風邪気味かな?と、その日の夜は
抗がん剤のTS1と、ホルモン剤を通常通り服用、夕食も食べて、
念のため熱を計ってみると、37,7℃。入浴せずに早めに休むことに。

しかし、気持ち悪くてあげそう。夕食に食べた恵方巻が上がってくる。
あぁ、吐きたくない。何とか持ちこたえた翌朝、体の痛みは増しており、
「なんかおかしい。」と思い始めました。食欲もまったくなく、薬など飲める
状況ではない。でも、TS1は決められた量を決められた期間飲むように
言われている。どうしたものか。一人で悩んでも仕方ないので、がんの
治療でお世話になっている病院に連絡を入れて問い合わせるも、
「できれば継続して飲んでいただきたいんですけど…吐いてしまうなら
飲めないですよね…うーん…飲めるようになったら、飲んでください」と。
まぁ、そうとしか言いようがないんでしょうね。てことで、服薬は中断。

子供たちを送り届けた後、吐き気、嘔吐、関節痛でどうにもつらくなり、
これはひょっとして…私がインフルエンザに感染しているのでは?と思い、
夕方、再度病院に連絡。外科だけど。でも、インフルの検査とか点滴なら
できますよとのことで、子供たちのことは近所に住む義母にお願いして、
フラフラになりながら一人で運転して病院へ。時間外の診察でしたが、一応
がん患者ってことで気を使ってくださったのか、ケモ室(化学療法室)の主任
看護師さんが来てくれました。現在、外来での点滴による抗がん剤治療は
受けていないので、この看護師さんとも久しぶりの再会になります。

今は経過観察を続けながら、仕事にも行っている、と近況を話すと
「だからかな?顔が引き締まって、スッキリしたみたい」と。はい、少しですが
締まりました。むくみもだいぶ取れました。「でも、今は使ってないけど、こういう
時にポートがあると、よかったって思えるよね。点滴もスムーズにいけるから」と
慣れた手順でスムーズにフラッシュ、ポートに点滴の針を刺してくれました。

インフルの検査結果が出る間、両手は空いているので(ポートだから)自分の
体温計でもう一度検温してみると、39.8℃。二度見しました。いつの間にか、
体温が急上昇していたのです。そして検査結果は「ポジティブ」。A型インフルに
感染していることがわかりました。点滴を刺したまま車いすに乗せられ、ERの
隔離部屋?みたいなところに移動。帰りは主人に迎えに来てもらいました。

院内処方でもらった吸入タイプのインフル治療薬を使い、翌朝にはだいぶ
マシになりました。食事はできませんでしたが、吐き気がおさまってきたので
水分が取れるようになったのです。さて、TS1はいつから再開したらいいの?
今、私の体はインフルのウイルスを追い出すために必死で闘っている。
そんなときに、免疫に作用する抗がん剤を飲んでしまっていいのだろうか?

悩んだけど、今はインフルエンザを治すことに専念しよう。そして
食事が普通に取れるようになったら、(飲めなかった分は飛ばして)
また飲み始めよう。と、決めました。今朝は軽い食事がとれたので、
ホルモン剤だけ飲みました(数時間後、ホットフラッシュで顔が真っ赤に)。
いまだに微熱があり、お腹の調子も悪いので、TS1はもう少しお休みかな。

ちなみに、インフルエンザの予防接種は受けていませんでした。
というか、成人してからは、職場で接種するよう言われた時以外、
インフルの予防接種を受けたことは、ほとんど無いと思います。
抗がん剤服用期間中で免疫力が低下している時は、本当、油断は
禁物ですね。と言っても、なるときはなってしまいますけどね…。

インフルエンザA型と言われた私の症状(参考までに)
・寒気が止まらない、ゾクゾクする。
・発熱(37℃台から徐々に上がり、40.0℃近くまで急上昇)
・喉のヒリヒリとした痛み
・痰が絡む、ゼイゼイする。
・吐き気、嘔吐
・食欲ゼロ。
・筋肉の痛み、関節の痛み。
・ひどい頭痛。
・便秘からの下痢(食事がとれるようになったら下痢)

インフル治療薬服用後
・咳、鼻水、クシャミ、痰が出る(ウイルス排出中?)
・食べ物の味がいまいち。

職場には、インフルエンザに感染したことを正直に伝えました。
忙しい時期に行けないのは残念ですが、仕方ないです。
感染を隠して、無理して仕事に行く人がいますけど、あれ絶対ダメ。
バイオテロです。あなたの咳やクシャミが、万が一ほかの人の口に
飛んでいったらどうなるか。同じ職場の人だけでなく、町ですれ違う人、
エレベーターや電車に一緒に乗り合わせた人…色々な人に感染させて
しまう恐れがあります。インフルエンザの人、症状がおさまるまでは極力
人と会わないようにしましょう。私も、もう数日間、夫と義母以外の人と
口をきいてません。セールスの訪問も「インフルエンザに感染してます」と
言ったら、おとなしく帰ってくれました。完全引きこもり状態ですけど、早く
職場にも復帰できるよう、休養に専念します。

これだけの文章を打てるようになったので、復活も間近です!

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