病理組織検査の結果

aimori

2014年11月14日 11:44


tachimachu/aimori all right reserved.

先週の手術で切除されたがん組織の病理検査の結果が出ました。
詳しく書こうにも、手元に資料なし。写してこなかった。細かいことは
あまり覚えていません。いい加減ですみません。良くはなかったです。

いい結果ではなかったけど、今すぐどうこうという事態でもない。
まず、今のところ目に見えてハッキリ分かる転移は、リンパ節以外は
無いです。今のところ。ただし、断端陽性で(取り残しがあるかもしれない)
リンパ管侵襲もありました。これが何を意味するか、乳がんのことを
色々調べている方なら、よくお分かりでしょう。バストの形はきれいに
残っていて局所再発の可能性もあるので、今後は、放射線治療など
局所に対する再発防止、周辺のリンパ節に散っている(かもしれない)
微小なガン子ちゃんを大人しくさせ、消滅させるための治療も行います。

脇のリンパ節への転移は、まぁまぁありました。
最初に胸のしこりに気づいた時、ほどなくして脇の下にもゴリゴリと
嫌な感触を覚えていたので、ある程度の覚悟はしていましたが…。

病理学的悪性度(グレード)は3段階中の2。
細胞増殖能を示すki67の数値は5%でした。(術前化学療法の効果?)
ホルモンレセプターは、エストロゲンが80%ぐらいでした。

※乳がんには、女性ホルモンをエサにするタイプと、そうでないタイプが
あります。私は前者で、しかもけっこうな「ホルモン好き」のガン子です。

これだけ見ると、そんなに大暴れするようなアグレッシブなヤツでは
なさそうですが…。リンパ節への転移、リンパ管への侵襲があるということは、
再発の確率もグッと上がるわけで。それがいつになるかは、わかりませんし、
もしかしたら、再発しないまま「あれ?」って感じで生きていくのかもしれない。

あくまでも確率は目安であって、私が今後どうなるかは、誰にも分かりません。

形が残っているバストと周辺の組織に対する局所再発予防のほかに、
全身的治療も(目に見えない進行を食い止めるため)同時進行で。

全身的治療。きたよ。抗がん剤アゲイン。
そして、女性ホルモンをエサにさせない、ガン子ちゃんに栄養を
与えないためのホルモン治療も同時に。あー、フルコースだぁ。

抗がん剤については、来週もう一度主治医と会うので、その時に
最終意思確認が行われます。アンチホルモン剤のタスオミン錠は
今朝から飲み始めました。(タモキシフェンクエンなんとか)

セカオピについては考えていません。主治医が最大限の可能性を
考慮して組み立ててくれた治療スケジュールと内容に納得しています。
ほぼ納得、かな。抗がん剤のことがあるので、それを考えるぐらいで。

家族が、子供たちが、私を生かしてくれると思います。
ほかにも、仕事…は、今は辞めてしまったので、ほかに夢中に
なっていることもあるし、当分は全力で生きられると思います。

与えられた命の期限は分かりません。でも、誰の人生にもいつかは
終わりが来ます。人生は無限ではありません。限りがあるものです。
今は、それを口先だけでなく、心から実感しています。

限りある時間を共に過ごしてくれる存在は、私の力になります。

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