家族・プライベート
お盆休みと、祖父母のこと。
photo by ”Tachimachu” aimori
2014
13日から保育園を休ませて、子供たちもお盆休みに。
東京から父が迎えに来てくれて、車で帰省しました。
実家に戻る前に、母方の祖父母が眠るお墓へ。
母の実家は取り壊し、更地になってしまいましたが
お墓は、まだ何とか守っています。父に感謝です。
子供たちにとっては曽祖父母なので遠い存在ですが
3歳の娘は、お墓に向かって一生懸命話しかけていました(^∇^)
おばあちゃん、ひ孫との対面をすごく喜んでくれたと思います。
祖母は90歳まで長生きしましたが、私の母が生きていたら
おそらく、100歳までは余裕だったのではないでしょうか。
それぐらい丈夫で、しっかりしたおばあちゃんでした。
唯一の娘である、わたしの母を病気で失くすまでは…。
祖母は夫に先立たれ、次男にも先立たれ、末っ子の娘にも
先に逝かれてしまい、最後はとうとうボケてしまいました。
親にとって、我が子を失うことほど辛い経験は無いでしょう。
そんな経験を二度もしなければならなかった。
孫の私から見ても、祖母の人生は波乱万丈でした。
でも私は、強く生きた祖母を尊敬しています。
大正生まれの祖母は、関東大震災の話はしてくれましたが
太平洋戦争の頃の話は、ほとんど話してくれませんでした。
戦争の頃のことは話したくない、とハッキリ言ってました。
その代わり、負傷して戦地から戻った祖父が
当時の様子、自分の生い立ちなどを日記に書き残していました。
その日記帳は祖母から母へ、今は私の手元にあります。
大正から昭和30年代ぐらいまでの庶民の生活記録、
また、戦地に赴いた一人の兵士の記録としても
後世に伝え残していきたい、貴重な日記だと思います。
私が生まれた時、祖父は既に亡くなっていましたが
生きた証を残してくれたおかげで、
私は祖父を身近に感じることができるのです。
お盆休みの始まりに、祖父母に会えて良かった。
子供たちを墓前に連れて行けて本当に良かった。
これからも、私たち子孫を見守っていてください。
ランキングに参加してます…と言っても、乳がんと無関係な話でしたね。
今回は、リンク貼るのやめときます。
では、おやすみなさい。