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環境・生活・風習

ヒンプンのある古民家 八重山民俗園

ヒンプンのある古民家 八重山民俗園

石垣島、八重山民俗園にて。台風の後なので、天気が悪いのが残念だ。
文化財として保存されている古い民家です。門口の真正面に見える壁の
ようなものがヒンプン(屏風)です。さて、どんな意味があるのでしょうか。

続きがあります。

前にも記事に書きましたが、沖縄の古い民家は基本的にオープンな
作りです。戸を開け放していれば、外から家の中が丸見え…ということも。

「目隠し」的な役割と同時に、ヒンプンは魔物除けとも言われています。
魔物は真っ直ぐ進む性質があると信じられていたそうで、家の中に直進
して来ないように、ヒンプンでブロックしているわけです。

ちなみに、昔のしきたりでは男は右側から、女は左側から入る決まりが
あったそうです。向かって右側には、客間(一番座)があります。右から
左に一番座、二番座、三番座…という間取りなので、理に適っていたの
かもしれない。ヒンプンの左側は「勝手口」というニュアンスなのでしょう。

黒島にも、ヒンプンのある御宅がありますよ。

ヒンプンのある古民家 八重山民俗園

↑こちらは、民俗園で保存されている別の民家です。赤ちゃんがハイハイ
しているあたりが一番座になります。来園したお客さんは家の中を自由に
見学できます。一番座の床の間に、お尻を向けて座っていたお客さんが
いましたが、別にここでは咎められることはない。(笑われるかもしれないけど)

しかし、もし誰かのお宅に呼ばれて、そんな座り方をしたら、でーじ!
古い民家では、一番座は「特別な部屋」という位置づけなのです。

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ハァー。いま、我が家は荷物がゴッチャゴチャでとても散らかっている。
もうすぐ、引越しするのです。いろいろやることがあって、大変だぁー。





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