石垣島
旧盆 アンガマ

グソー(あの世)からやってきた
旧暦7月13日~15日は旧盆。今年は一般のお盆休みと
時期が微妙に重なり、昼間もとても静かです。
昨日の夜は旧盆初日。あの世のご先祖様をお迎えして、
島の人々は仏壇の前で家族だんらんの時を過ごします。
どの家の仏壇も(開け放しているので外から見える。)
きれいに飾り付けがしてあります。アンガマはそうした家々を
回り、唄や踊り、珍問答で仏壇のご先祖様を喜ばせます。
石垣市内では一般のご家庭だけでなく、飲食店やホテル、
介護施設なども回ります。
スケジュールがあるので、全て回るわけではありません。
今年は娘を連れて某飲食店のアンガマを見に行きました。
続きがあります

花笠をかぶったファーマー(子や孫)に囲まれて
記念撮影に応じるウシュマイ(翁・右)とンミー(媼・左)
その正体は、あの世から来た「ご先祖喜ばせ隊」です。
彼らは「精霊」なのです。地域の「青年」ではありません。

娘は泣かずにじっと見ていました。まだ怖くないのかも。
もう少し大きい子供たちは、怖がって泣いていました。



鎌で襲っているのではなく、マミドーマという踊りです。

娘は去年も私のお腹の中でアンガマの音を聞いていました。
だから怖くなかったのかな。