石垣島
石垣島の旧盆 アンガマとエイサー
旧盆前になると、地元の新聞にアンガマ、エイサー、獅子の
日程案内が出ます。いろいろな地域で行われているので、
観光で来る方もカメラを持ってあちこち出かけていきます。
同じコップから水分補給する、ラブラブの爺(ウシュマイ)と婆(ンミー)
本来はお盆に帰って来る先祖を供養するための行事ですが
最近は高齢者の施設に慰問に行ったり、聴覚障害のある方の
ために手話を使った問答を披露したり、ホテルや飲食店などで
お客さんを集めるために呼ぶところもあります。
ほかの写真は続きからどうぞ。
日程案内が出ます。いろいろな地域で行われているので、
観光で来る方もカメラを持ってあちこち出かけていきます。
同じコップから水分補給する、ラブラブの爺(ウシュマイ)と婆(ンミー)
本来はお盆に帰って来る先祖を供養するための行事ですが
最近は高齢者の施設に慰問に行ったり、聴覚障害のある方の
ために手話を使った問答を披露したり、ホテルや飲食店などで
お客さんを集めるために呼ぶところもあります。
ほかの写真は続きからどうぞ。
「とりかじ」というエイサーのグループです。(石垣市内にて)
黒島のアンガマと違うところは、黒島ではウシュマイとンミーの
姿はなく、エイサーで道化役をするチョンダラーがついてきます↓
黒島のアンガマ
(顔を白塗りにして天秤棒を担いでいるのがチョンダラー)写真は3年前のもの。
ウシュマイとサクラの珍問答。サクラはタオルで顔を隠し、
群衆に紛れたり、物陰に隠れている。甲高い裏声で「お~い」と
ウシュマイやンミーを呼び、あの世に関する質問や時事問題を
問う。たまに、見物している子供から「何歳ですか?」と聞かれたり
想定外のことを聞かれて、答えに詰まる時も…。それも笑えるけど。
花笠をかぶってタオルで顔を隠している踊り手のファーマー
(黒島口説を踊っているところ)
ファーマーはウシュマイとンミーがあの世から一緒に連れてくる
子孫たちで、この世の者ではない設定なので正体を隠している。
民家に呼ばれるアンガマは仏壇を拝み、家の主人や奥さんを褒め、
座敷をめいっぱい使って汗だくになりながら、楽しませてくれる。
マミドーマという踊り。鎌、鍬などの小道具を使う。
屋外で行われるアンガマ。日が暮れた後は涼しいが、
ウシュマイの着物はあっという間に汗ジミだらけに…
踊り手たちも着物を着て顔を覆っているので暑いはず。
クバの葉の扇
ウシュマイとンミーが持っているのはクバの葉で作る扇。
石垣島でも地域によってやり方が違うし、離島へ行けば
波照間島のムシャーマなど、独特の行事を見ることもできます。
毎年、旧暦の7月13日~15日です。旧暦なのでご注意を!
送り日(15日)の翌日の「イタシキバラ」の写真は、また次回。