にっこり。

生後一ヶ月を過ぎてから、娘は徐々に「にっこり笑う」ように
なりました。パパや私があやすと、まだ声を上げて笑うことは
できませんが、目を輝かせてニコーッととびきりのスマイルを
見せてくれるのです。新生児の頃には見られなかった笑顔、
「社会的微笑」の始まりです。

「楽しい、嬉しい」という感情を、彼女なりに一生懸命表現して
親の反応を確かめているように思えます。ニコニコするとパパが
喜ぶ、口を開けて笑うとママが笑い返してくれる…そんな風に、
コミュニケーションの基本を学んでいるのではないでしょうか。

まだ人見知りはしないので、親以外の誰かが抱いてくれた時も
「ニコッ」と微笑んで「アッ、ウッ」なんて声を出して挨拶をします。
まるで「お愛想笑い」「営業スマイル」のように、口角をめいっぱい
上げて、覚えたばかりの社会的笑顔を振りまいてます。
（※ただし、あらゆる好条件が整っている時に限る）

「うーあー」と声を出した時、私が「うーあー」と答えると
ニコニコして、また「うーあー」って言う。こだまでしょうか。
いいえ誰でも…って、あのコマーシャルのようです。

こういうやり取りの繰り返しから、赤ちゃんは人付き合いを
学んでいくのかなぁと思ってます。あなたも赤ちゃんを見かけたら、
目が合った時に微笑んで、声を出したら答えてあげてください。