島の芸能・音楽
ファムレウタ(子守唄)
娘が生まれて一ヶ月ぐらいの頃の写真です。
今と顔が違う…
ファムレウタ(子守唄) 作詞:新良幸人 作曲:上地正昭
前ぬ浜下りて 遊ぶ童達が
(まいぬはまうりてぃ あしぶわらんちゃが)
笑い声ぬ清らさ 他にまさてぃ
(わらいぐいぬちゅらさ ゆすにまさてぃ)
干瀬打ちゅる波音や 我なちぇる親ぬ
(びしうちゅるなみうとぅや わんなちぇるうやぬ)
子守唄ぬぐとぅに 唄ぬぐとぅに
(ふぁむれうたぬぐとぅに うたぬぐとぅに)
※シュラヨイ シュラヨ 願たくとぅ
(しゅらよい しゅらよ にごたくとぅ)
シュラヨイ シュラヨ かなしょうり
古い民謡ではなく、最近の歌です。
沖縄口(うちなーぐち)と八重山口(やいまぐち)が混ざっているそうです。
※うちなーぐち=主に沖縄本島で話されている言葉
※やいまぐち=石垣島など、八重山諸島の方言を含む言葉
沖縄では「子」を「ふぁ」って言わないんですね。
浜で子どもたちが無邪気に遊び、笑い声を上げる。
その光景にまさる美しいものが他にあるだろうか。
干瀬を打つ波音は、私を産んだ親が歌う子守唄のよう。
(唄のように、心にしみてくるということでしょうか)
願ったことが、かないますように。