絵本「おかあさん だいじょうぶ？」
乳がんの親とその子どものためのプロジェクト

乳がんを発症した子育て中のお母さんたちは
我が子に自分の病気のことをどう伝えているのでしょうか。
私のように、子供たちがまた小さい場合は説明にも困ります。

私が参考にしたのは
がんになった親を持つ子供たちを支援する
HopeTreeというプロジェクトのサイト
こちらです→http://www.hope-tree.jp/

絵本「おかあさん だいじょぶ？」はネット通販で購入。
絵本には、大人向けに解説も付いています。

3歳の娘は言葉が出るのも早かったし、
大人の会話もしっかり聞いているみたいなので
下手に隠すよりはちゃんと教えた方がいいだろうと思いました。
お母さんのおっぱいに悪いものができたこと。
お薬で悪いやつを小さくしてから切ること。
お薬のせいで、髪の毛が抜けるかもしれないこと。
でも、それはお母さんだけに起こることで
みんなにはうつらないし、心配しなくてもいいこと。

一気に話しても理解できないし、混乱するので
日にちを置いて、少しずつ教えました。
一緒にお風呂に入った時や、夜寝る時など
リラックスしている時間帯を選んで話しました。

初めは、おかあさんおっぱい取らないで！
おかあさんのおっぱい飲みたいなぁなどと
赤ちゃん返りのような反応もありましたが
今は、「いたいのいたいのとんでいけー」とか
早くなおれ、なおれーとおまじないをかけてくれます^_^

1歳数ヶ月の坊は、言葉はまだまだですが
大人の話は、ちゃんと聞いてるみたいです。
ママの病気のことはほとんど理解してないと思いますが
絵本は、自分から「読んで」とアピールしてきました。
坊を膝に座らせて読み聞かせていたら、
ちょっと離れた所にいたお姉ちゃんも
明らかに内容を聞いている様子でした。

ポートを埋め込む手術のために入院した日も
朝、子供たちには簡単に説明しました。

そうそう、ポート埋め込み後の経過ですが
傷の痛みは多少あるものの、普通に生活できます。
真っ赤になった所は、内出血のような色に変化。
退院翌日には、掃除機かけて洗濯もしました。
防水パッドは、自分で市販のを何枚か購入して
自分で消毒して、パッドも自分で替えてます。
ゴールデンウィーク中は、病院もやってないからね…。

子供たちは、パッドを貼った所を不思議そうに見てます。
でも、痛いのは分かるみたいで触ってきません。
乱暴な坊も、指先でそっと触れる程度です。
夜は甘えて泣いていますが…。

子供たちは、大人が思うよりもずっと
その年齢なりに物事を理解しているようです。
娘には、おかあさん笑って！とよく言われました。
告知の前後は、私もナーバスになっていたので。

子供たちの笑顔が私の力になるのと同じで、
私の笑顔も子供たちの力になっているのね。

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