12月に入って、だいぶ寒くなってきましたね。

飲む抗がん剤TS1ですが、本来の予定では今日から飲むはず
だったのですが…。最近、どうも胃の調子がおかしい。異物感？
ムカムカ？何とも言えない不快な症状と、あと背中の痛みもあり
（痛いと言っても、我慢できないような、転げまわるようなものでは
なく、シクシクする感じの鈍い痛みです）
昨日の受診でドクターに相談したところ、「TS1は、まだ飲めないな」
とのこと。なぜなら、飲み薬はまず「胃」で消化しなくてはならないし、
その胃が不調な時に抗がん剤なんぞをぶち込んだら、余計に体調が
おかしくなってしまうから、だそうです。まぁ、一種の危険ドラッグだし。

というわけで、抗がん剤の代わりに「ムコスタ錠」と「ガスターD」という
胃炎・胃潰瘍の治療に使うお薬が処方されました。ホルモン剤と共に。
（今飲んでるのはアンチエストロゲン薬の「タスオミン錠」です）
「ホルモン剤を飲んでいるし、抗がん剤はそんなに焦らなくてもいい。
それよりも背中の痛みというのが気になる…」と、ドクター。お腹も
触診してもらい「ふむ。特に硬くなってるとか、そういう感じはないな」

「腹部エコー撮るか。胆石かもしれないし。何かがあれば、そっちを
先に治療しないと。」ということで、再来週、腹部の超音波検査を受けます。

「まず心配ないと思うけどね。一番の原因は治療のストレスだと思う」

まぁね。あなたはガンです、しかもリンパに転移してますと言われて
はいそうですかと平気でいられるわけないし。まだギリギリ30代だし、
子供たちは小さいし。いっぱい悩んで、恐怖を感じて、色々なものと
闘ってきたこの半年、ストレスがたまっていないわけがない。

最初の抗がん剤（EC療法）の時は、副作用が強く出すぎてゲロゲロ吐き、
入退院を繰り返していました。ECが終わった後、気持ちにも少し余裕が
出てきて、インスタグラムを始めたり、色々な所へ出掛けたりしましたが、
醜く太ってむくみ、髪の毛は無い、まゆ毛もまつ毛も…家族以外の人には
あまり会いたくありませんでした。近所の友人と会って、たまに話すぐらい。

がんであることを忘れさせてくれるものは、たくさんあるんですけど
やはり、心の片隅にはいつも「死の恐怖」みたいなものがあります。

まぁ、そういうのが原因で「胃」に来てるのかもしれません。
ほかには異常がないといいんだけど。抗がん剤やホルモン剤で
肝臓その他の内臓も疲れているのかもしれないですね。

放射線治療も受ける予定なのですが、いつから始まるのだろう。
肝心なことを聞くのを忘れてしまった。まぁいいか、次に聞こう。

ちなみに、ドセタキセル療法の時にパンパンにむくんでいた足は
だいぶマシになり、運動もできるようになりました。妊娠出産で急に
人生マックスに太ってからというもの、体重がなかなか減りません。

がんなのに。がんでも太るんだね。

なので、適度な運動ができるようになったことが最近の喜びです。
願わくば、早くウィッグを外して運動しに行きたいです。頭が蒸れる。

術後の傷の痛みは、もうほとんど感じなくなりました。
腕もよく上がります。微妙な違和感、これはもう一生治らないはず。
ホルモン剤ですが、時々顔がカーッと熱くなってポッと赤くなるぐらい。
ホットフラッシュって、こんなもんじゃないと聞く。もっとすごいと聞く。
なので、これはただの気温差による「ほてり」かもしれません。

たまにしか更新しないので、話があちこちに飛ぶし長くなってすみません。

もう12月。何だかそわそわしますよね、この時期。
皆さんも急な寒さで体調を崩すことのないよう、お気をつけください。

それでは、また。
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